アジャイルコーチの備忘録

3歩歩いたら忘れるニワトリアジャイルコーチの備忘録。書評、活動記録など...

2020-01-01から1年間の記事一覧

2021年に僕がアジャイルコーチとして気をつけたい6つのコト

1. 「It depends(時と場合によるね)」とお茶を濁さない 2. 「ウォーターフォール」脳を捨てる 3.「コーチング」だけで乗り切ろうとしない 4. 「チェンジ・エージェント」気取りをやめる 5. なるべく「コード」を読む 6. とにかく「ポジティブ」に居続ける お…

日本企業をビルドトラップの底無し沼から救うために!!(『プロダクトマネジメント』を読んで)

はじめに 『プロダクトマネジメント』について ビルドトラップに陥る原因 どう仕事を変えていくべきか プロダクトマネージャーの役割 プロダクトマネジメントプロセス どうやって、経営層やビジネス部門をアジャイル開発に巻き込むか? 「アウトカム(成果)に…

atama plusの大規模スクラム(LeSS)リモートイベント見学レポート【後編】

前回、atama plusの大規模スクラム(LeSS)イベントについて客観的に書きましたが、後編では個人的な感想やご提案をお伝えします。norihiko-saito-1219.hatenablog.com ステキ❤️と思ったこと チーム間の積極的な助け合い UXリサーチ結果やユーザーフィードバッ…

atama plusの大規模スクラム(LeSS)リモートイベント見学レポート【前編】

以前から大規模スクラム(LeSS)の書籍を繰り返し読み、コミュニティに参加し...と大規模スクラムの理論を学んできましたが、「理論は素晴らしいけど、現実で上手くいくのだろうか?」とどこかで感じてもいました。そんな折、認定LeSS実践者研修で知り合い、大…

そして父になる......!?

6月5日、第一子が生まれた。妻は42歳で、僕は36歳だった。結婚した時点で妻が38歳。 僕を含め、家族の誰もが、子供を授かれることを期待していなかった。「子供が欲しいか?」と聞かれると、正直あまり深く考えていなかった。 ただ、妻が子供を望んでいたので…

【イベントレポート】「離れて、共に 市場経済を超えたニーズへの対応」

はじめに 2020年7月25日に開催された、ミキ・カシュタンによる、特別オンラインWS「離れて、共に 市場経済を超えたニーズへの対応」のイベントレポートです。スピーカーはミキ・カシュタン。 名前だけは知っていたけど、オーガナイザーの安納献さんによれば…

新人スクラムマスターやアジャイルコーチ必読!?『アジャイルコーチヒッチハイク・ガイド』【現在無料】

はじめに 今回は、アジャイルコーチに限らず、スクラムマスターやエンジニアリングマネージャーにも是非オススメしたい『The Hitchhiker's Guide to Agile Coaching(アジャイルコーチヒッチハイク・ガイド)』という本をご紹介します。*1 現在(2020年07月23日…

アジャイルコーチが見た、上司を説得するための5つのポイント

昨日、「ほめる」ことについてウダウダ書いてた挙句次第に気に入らなくなりボツにしてしまったので、今回は連続Tweetみたいなノリで、これまでのスクラムマスターやアジャイルコーチの経験を通じて、組織を変えるためのポイントを書いてみたい。今回は、組織…

軽い気持ちや冗談で相手を批判する時、自分の中で起こっていること

つい先日、本人としては軽い冗談のつもりで他人のブログを批判してしまい、大切な人を傷つけてしまったことがある。もう二度とこんなことを起こしたくない、という欲求がある。 人とのつながりをもう一度取り戻したい、という欲求がある。そのため、軽い気持…

新しいふりかえりのアクティビティ: Requestについて

最近クライアント先で実験しているふりかえりのアクティビティが、チームや全体に良い効果をもたらしつつあると感じるため、アクティビティを「Request」と「KPTR(=Request)」とそれぞれ名づけてシェアしたいと思います。「Request」のコンセプトです。 チー…

チームはいつルールを破るべきか? あるいはスクフェス大阪のキーノートを聞いて #scrumosaka

今回はこれまでのスクラムマスターやアジャイルコーチとしての経験から、「チームはいつルールを破るべきか?」について考察していきます。経験上、チームがルールを破るタイミングは以下3点です。 ルールの背景にあるコンテキストが、現実と一致しなくなった…

Web系企業/事業会社への最高の反面教師: "Spotify's Failed #SquadGoals"を読んで

はじめに 以前Scrum@Scaleについて@tyantya41717651さん、@zakky_devさんとディスカッションしましたが、先日お二人と、大規模アジャイルフレームワークであるSpotifyモデルと先日公開された失敗記事(「Spotifyは "Spotifyモデル "を使っていない(Spotify's …

NVCとManagement3.0と『インサイドヘッド』と私と

今年1月から、NVC(非暴力コミュニケーション/共感的コミュニケーション)の勉強会を企画し、現在は有志が集まり定期的に 『NVC 人と人との関係にいのちを吹き込む法』の読書会をしています。この勉強会の特徴は、エンジニア、アジャイルコーチ、アーキテクト…

めっちゃ美しいけど危険な刃: Scrum@Scaleガイドを読んで

はじめに 最近は、アジャイルに造詣が深い若手2人( @tyantya41717651さん、@zakky_devさん )とアジャイルのトピックについて定期的にディスカッションさせていただいています。 そしてそれが個人的には楽しく、かつめちゃめちゃ為になる時間になっています。…

未来が見えなくなったとき、僕たちは何を語ればいいのだろう

これを書いている2020年5月26日、全国の緊急事態宣言が解除され、社会がゆっくりと復旧に向かって動き出そうとしています。それ自体はとても素晴らしいことです。 ただ自分のように、 これまでの社会を元通りにするだけで良いのか? と感じている 何かを変え…

スクラムチームの学習/スキトラ方法4選

スクラムをやっていてチームでの学習やメンバー間のスキルトランスファー(以下スキトラ)に苦戦されている方は多いのではないでしょうか? かく言う自分も支援先でモブプロはしてもらっているものの、それ以外の手段でどうやって学習やスキトラを促進するかに…

頑張っても報われないスクラムマスターへ

会社のblogに「頑張っても報われないスクラムマスターへ」という記事を書きました、 よろしければお読みくださいませ!!www.graat.co.jp

アフターコロナまたはTwo Loopsモデルによる古いシステムの終焉 #distributed_agile_team

先日、5月5日に開催された「第2回分散アジャイルチームについて考える会」で久々にLTしました。私達は現在外出が制限されているので時間があり、ZoomやDiscordなど他人とつながるためのツールも溢れている。そんな中、誰かが始めたコミュニティに参加するの…

派遣/フリーランス中心でも良い感じにチームビルディングする方法

はじめに、アジャイルにおけるチームビルディングの重要性 マサチューセッツ工科大学のダニエル・キム教授が提唱した「組織の成功循環モデル」という考え方があります。上手くいっている組織は最初にメンバーの信頼関係や相互理解などのメンバーの「関係の質…

スプリントゴールの効果

私は支援の際、スクラムが健全に機能してるかどうかを示す指標の一つとしてチームがスプリントゴールを設定しているかどうかを見ています。実際、スプリントゴールを設定していないチームは多いです。以前とあるチームに何回かスプリントゴールを設定するよ…

組織を変えるとはマインドセットを変えること。初めての #RSGT2020 参加レポート

会社 (Graat | Growth Architectures & Teams, Inc - Graat(グラーツ)) のブログに Regional Scrum Gathering Tokyo 2020 の参加レポートを書きました、よろしければお読みくださいませ〜!www.graat.co.jp

WE ARE NOT ALONE 〜RSGT2020参加レポート!(非Keynote/セッション編)

今回は、先日1/8(水)〜1/10(金)にかけ開催された Regional Scrum Gathering Tokyo 2020 の感想をレポートします! チケットは1時間経たずに完売、素晴らしいイベントとは聞いていたものの、内心「どんだけ〜?」と疑っていた私。ただ、終わってみて思うのは想…

アーキテクチャ民主化の光と影。『Design It!』を代わりに読む

はじめに さまざまなロールを転々としてきましたが、10年以上ソフトウェア開発の世界にいます。さまざまなプロジェクトでさまざまなアーキテクトと仕事をしてきましたが、関わったすべてのプロジェクトで、システムを設計したのは一人でした。 1. 新卒で最初…

アジャイル導入への最大の敵は、アジャイルを叫ぶあなたかもしれない - 『U理論入門』を代わりに読む

はじめに アジャイルコミュニティで一番飛びかう質問は、「組織にアジャイルを導入するにはどうしたらよいか?」ではないでしょうか?もしも私に訊ねられたら、以下のように答え『Fearless Change』を勧めていました。 相手にヒアリングする 相手の課題を解決…

2020年に制したいゲーム。コーチングの源流になった『インナーゲーム』を代わりに読む

はじめに まずは私がこのブログを書いている時、 頭中で鳴り響いた声の数々をご紹介します。 どうせ誰も読んでくれないよね こんな地味なテーマじゃダメだよ 46年前の本なんて誰が興味を持つんだ!? 最近SNS更新してないから、スルーされるかも... 新年感ない…